マックのポテト
を母親にぶち撒けられる。わたしは目を合わせず、自分の身体に散らかったポテトをひとつずつ食べる。母親が見ている。わたしは席を立たない。
レイプクライシスセンターのパンコーナーで美味しそうなパンを選んでいるのに、外が団体観光客でうるさい。思わず怒鳴る。静かになる。
マックに入ろうとなって、家族が、すでに他の人が座っている席を追い出して座り始める。思わず怒鳴る。訳がわからないと叫ぶ。
弟が1mくらいの発達に戻っている。
もうよく思い出せない。
思い出したことがある。
ヨが幼い頃に描いていた絵を見せてくれた。どれもすごく上手だった。書き初めじゃなくて、イラストの大会があったのだと言っていた。それから、赤子を二人であやし、あいみみのイヤホンで一緒にヨのラジオを聞こうとした。ヨは微笑んで目を合わせてくれた。幸せでならなかった。